同じ柱の数でも、メーターモジュールを採用することで、尺モジュールの約1.2倍の広さになります。廊下や階段の幅も広がります。

躯体外側に、厚さ20㎜以上の通気胴縁と透湿防水シートを使用し、通気層を作り、その吸放湿性能を活かして壁体内部の湿った空気を通気層から放出し、壁体内部を乾燥させて木材の腐食・カビを防ぎます。

外壁はケイミュー「光セラ」の高耐久サイディングを採用。太陽のチカラで汚れを分解し、雨のチカラでキレイに洗い流します。光触媒の分解力が大気中の排気ガス等の有害物質を無害化します。

床の束には鋼製束を使用します。丈夫で屋内なら100年以上の耐久性。柱・土台・基礎を連結し、地震時の柱の引き抜きを抑えるホールダウン金物を始め、軸組み構造の伝統的な強い接合部をさらに強化するため要所にZ金物を使用しています。耐震最高等級3以上のレベルが標準です。

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、1年間の消費エネルギーよりも住宅で作ったエネルギーの方が多い、または差がゼロになる住宅のこと。省エネと創エネで光熱費を大幅に削減できます。当社はZEH住宅普及に向けて取組んでいます。

高断熱・高気密の家は部屋の中に外の空気を侵入させないので、快適な室内環境を作ることができ、一年を通して冷暖房費に差が出ます。また冷暖房の消費量が下がることで、CO₂削減などの省エネにも貢献することができます。住宅の断熱性能は「UA値」という数値で表され、数値が小さいほど断熱性の高い住宅となります。ウェリーハウスは人にも環境にも優しい家づくりの普及を目指し、「省エネ基準」も「ZEH基準」も超える「G2」グレードの断熱性能を標準仕様としています。

※地域・間取りにより、G1になる場合があります。

従来の筋交いによる耐震等級でも最高等級の仕様でしたが、面材を使用した工法でさらに耐震性能が向上。耐力壁面材は地震はもちろん、火にも強く燃えない面材『タイガーEXハイパー9.5㎜』を採用。透湿性にも優れているので、湿気を放出し、結露の発生を抑制。住宅の耐久性も高まります。

▲プレカット材
樹種により様々な特性のある木材。その特性を活かし、建物の各部位に最も相応しい樹種を使用。土台・柱は桧、梁には米松、造作材・押入仕上材には杉・パイン、耐震壁の筋カイには粘りがあり反りや狂いが少ない米松を使用(乾燥材を使用)。地震に耐え抜くためには骨組みも重要な要素の一つです。

土台・柱などには、国産の中でも選りすぐりの目が細かく丈夫な美作桧を採用。土台には高いシロアリ駆除効果と防腐効果をもち文化財の保存にも採用されている薬を使用します。薬剤に漬け込む工法ではないので、木材は乾燥した状態を保てます。

基礎を欠く事が無く、隅々まで通気性抜群の基礎パッキン工法を採用。立ち上がり部分全域にパッキンを敷く新しい工法で、より通気性UP↑。

▲200mmピッチの鉄筋

地面からの湿気とシロアリを防ぐ防蟻・防湿シートは基礎の下に丁寧に敷きます。20㎝の間隔で鉄筋D13を配筋し、15㎝厚のコンクリートを全面に打つベタ基礎。
耐震・耐久・防湿・防蟻に◎

構造・工法は、住宅が完成してしまうと外からでは見えないところです。でも、ここが一番重要です。
どんなに素晴らしい仕上がりでも、中身が粗末では本当の快適性も豊かさも生まれません。
ウェリーハウスは、家族を守るため、中身にもこだわっています。