ウェリーハウスの家は、安くない。とお話しました。でも、「同じ仕様」の家と比べると、実は安価なのです。

なぜなら、ウェリーハウスは、全国6000社を超える優良工務店ネットワークから市場最安価格をリサーチしているから。これで、抑えられるコストは徹底的に省いています。
さらに、ご予算は純粋に建築工事費に充てたいと考えていますので、展示場・多額な宣伝・営業報酬はカット。ホームページ・チラシ・パンフレットなども自社で製作し、極力コストを省いています。
でも、現場職人に過度な負担をかけないことも品質確保に重要な要素ですから、そこはカットしません。
経費・コストを抑える努力もすべては〝「よい」家を未来に残すため″なのです。
私たちは家づくりを40年以上してきました。
40年以上やってきても、
家づくりは、極めるには程遠く奥が深いものです。
それでも、ハッキリと言い切れることもあります。
それは、本当に大切な家づくりのことを多くのお客様が知らずに家を建てているということです。

何度も何度もお伝えしていますが、ここでもう一度言います。
家は外からではわかりません。

確かに、外から見てかっこいい家、美しい家というのもとてもすばらしい価値観の表現であると考えています。
ただし、家が暮らしの場である以上、家の中での暮らしが家主にとって望む生活が送れるかどうかが最も重要な要素なのではないでしょうか。
ところが、家の外からではその家の良し悪しを判断することができない。
壁の厚さ、外壁内壁に使われている素材、構造の組み立て方など見る人が見ればわかりますが、私たち職人が0.01ミリの隙間も作らない様に木を組み合わせ、隙間を埋めるテープを指のシワがなくなるほどに何度も何度もこすっているか、テープでペタっとつけて終わりかは、私たちでも壁を開いてみなければわからないことがあります。

ですから、家を建てた後に「思っていたよりも寒い」「夏は暑くてエアコンをつけっぱなしにしないといけない」と言うことが起こってくるのです。ほとんどの人にとって人生で最も高い買い物でもあるにもかかわらず、満足できない家づくりが日本の当たり前になってしまっているのではないでしょうか。
当然私たち職人が、家づくりを丁寧にやれば家づくりにかかる期間は長くなり、その分私たちの人件費の分、家の費用は高くなります。

だからといって、構造材に集成材を使ったり、アルバイトレベルの職人が数日で組み立ててしまう家づくりが当たり前で良いのでしょうか。
人それぞれに価値観がありますので、様々な家づくりのあり方があって良いとは思っています。

しかし、知らなかったがゆえに避けることができた悲劇を生み出したくないのです。それが私たち職人たちの願いなのです。
「よい」家を作って、何代にも渡って愛される家を作りたいのです。

だからウェリーハウスの家は、今はやりの家と「同じ大きさ」で比べると、安くはないのです。